ハチ日記。

すぐ忘れてしまうので、見た、読んだ、行った、ことを備忘録として。

映画けいおん!

澪「やっぱりやめる?」
律「だめだー!」
紬「あずさちゃんどう思うかしら?」
律「喜ぶに決まってるー!!」
唯「よかった、みんなドキドキしてたんだね」
律「あたりまえだー!!!」
 
りっちゃん隊員、最高っす!! 。゚(゚´Д`゚)゚。
 
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近所の映画館でリバイバル上映をしていたので鑑賞。
 
卒業を控えた放課後ティータイムの3年生メンバーが、唯一の後輩であるあずにゃんに何か出来ないかと思いを巡らつつ、卒業旅行で訪れるロンドンでのお話を織り交ぜたストーリ。
 
あずにゃんへの曲のプレゼントはアニメシリーズでも描かれているが、劇場版ではそれを別の角度から深く描写されており、曲に込めた3年生メンバー4人のあずにゃんへの思いが大きく伝わってくる。
 
映画自体は何度も見ているが、劇場のスクリーンで見るのは今回が初めて。
内容はほぼほぼ全て頭に入っていたが、大きなスクリーンでの鑑賞はこれまで見落としていた細部の演出に気づくことができ、新たな一面・魅力に出会う事ができた。
 
個人的にお気に入りの場面は教室ライブと屋上シーンの二つ。
 
教室ライブではさわちゃんの学生時代との対比、そしてU&Iを歌う時にあずにゃんを見つめながら歌うシーンなど、直接的な言葉はなくとも、それぞれの思いが見えてくるような表現に言葉にならない、込み上げてくるものがあった。
 
そして屋上シーン。曲のプレゼント直前での緊張を確認しあう4人の姿。緊張しているというのは、それだけ本気で曲作りを行い、そしてあずにゃんに喜んでもらいたいという気持ちの裏返し。なかでも律ちゃんの「喜ぶに決まってるー!」の叫びに、思いの強さを伝えられた。
 
まだ見たことのない人にも自信を持ってお勧めできる作品。
 
これは持論だが、感動というのは時間と経験の積み重ねであると考えている。感動的なシーンだからといって万人が涙するわけではない。そこに至るまでのストーリーやそれぞれの思いを知っているからこそ、その感動的なシーンで登場人物の心情を自分のことのように思い馳せられることで涙するものと思っている。
 
アニメシリーズの時間の積み重ね、思いの積み重ねを知った上で、是非劇場版を鑑賞いただきたいと思いう。