劇場アニメ 君の膵臓をたべたい
病気や死がテーマの作品は見終わった後の余韻が暗くなるが、この作品は明るく懸命に生きる姿が全面に出ていて、後味の良い余韻を残してくれます。
膵臓の病気で余命わずかな桜良と、 その事実が書かれた日記を偶然見てしまった「僕」との物語。
いろいろな視点で感想をまとめていたが、どれもシックリこなかったので一言だけ。
一番グッときたのは「僕」と桜良のお母さんとの会話シーンです。
(当然、感情移入したのはオカンの方!!)
あと、作品の感想とは全然関係ないのだが、映画館のお客さんの年齢層がとても高かった。「アニメ映画」なのである程度若い層が中心かなと思っていたら、半分ほどはご高齢の方々だった。年齢問わずといったところは、作品の人気ぶりを思いがけないところで感じる一幕であった。