ハチ日記。

すぐ忘れてしまうので、見た、読んだ、行った、ことを備忘録として。

とある科学の超電磁砲

「科学」サイドに焦点を絞ったストーリー展開が見ていて心地良いテンポを醸し出している。
 
とある科学の超電磁砲 Blu-ray BOX スペシャルプライス版
とある魔術の禁書目録」に登場する御坂美琴を主人公にしたスピンオフ作品。
 
禁書目録では魔術サイドの話を中心としつつも科学サイドからのアプローチもなされ、それが重厚なストーリー展開になっているものの、逆に魔術・科学が入り乱れた事での話の複雑さが若干ネックに感じていた。
 
その点、今作では科学サイドに焦点が絞られている事、また登場人物も御坂美琴を中心に、ジャッジメントの黒子、初春、そして佐天の4人のメインキャラに絞っている事で、話がとっちらかず纏まった印象を受け、それが私にとってはとても見やすく感じた。
 
ストーリーも禁書のようにワールドワイドではなく、基本的には学園都市の中だけで完結している事、日常回を何度か挟むものの、2シーズン通して共通の出来事を中心に展開されていた事も作品としての纏まりの良さがあり、そしてそこが深みに繋がっているという点でも楽しめた。
 
あくまでスピンオフ作品という位置付けではあるが、単体の作品として見た場合でも十分楽しめる作品。まだ見ていない人には是非おすすめしたい。
 
※「ジャッジメント」で「風紀委員」に変換できて驚いた。